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日文研フォーラム

2014年1月21日第274回    日文研フォーラム

場所: ハートピア京都 3階大会議室 京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375
開場時間: 13:40
開始時間: 14:00
終了時間: 16:00
申込み: 不要
受講料: 無料
申込み方法: なし
定員: 先着180名
概要: 
19世紀中葉から欧米諸国で始まった絵入り新聞のブームと相まって、東アジア関連の新聞図像が西洋社会に大量に出回るようになった。時に写実的、時に偏見に満ちた東アジアの形象は、19世紀西洋の東洋観を物語っている。本講演では、The Illustrated London News(英)、Harper's Weekly(米)、Le Monde(仏)等、当時の主な西洋絵入り新聞に掲載された東アジア図像を用い、19世紀東西交渉の様相に、「視覚的」に迫りたい。

内容

発表者 『他者の風景―19世紀西洋絵入り新聞から見る東アジア』
陳 其松   日本学術振興会特別研究員  (PD)/国際日本文化研究センター  外来研究員
コメンテーター 劉 建輝   国際日本文化研究センター  教授
司会者 佐野 真由子   国際日本文化研究センター  准教授

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日文研フォーラム

2014年2月12日第275回    日文研フォーラム

場所: ハートピア京都 3階大会議室 京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375
開場時間: 13:40
開始時間: 14:00
終了時間: 16:00
申込み: 不要
受講料: 無料
申込み方法: なし
定員: 先着180名
概要: 
1901年に中国(清国)で出版された『吾妻鏡』(楊䬡著、杭州図書公司)は、近年再発見された書物で、いまだ多くの謎に包まれている。「培種の道」という、男女和合の「科学」を説く同書は、実は中国人の手による最初のセクソロジー啓蒙書であり、また、有名な鎌倉時代の史書に重ねた書名からも推測できるように、日本とは浅からぬ関係を有する。性の領域における西学東漸の一齣を、『吾妻鏡』という作品を通して垣間見てみたい。

内容

発表者 『『吾妻鏡ウチジン』の謎――清末中国へ渡った明治の性科学』
唐 権   華東師範大学  准教授/国際日本文化研究センター  外国人研究員
コメンテーター 井上 章一   国際日本文化研究センター  副所長
司会者 佐野 真由子   国際日本文化研究センター  准教授


報告書

日文研フォーラム報告書
第275回 『「吾妻鏡(ウチジン)」の謎―清朝へ渡った明治の性科学―』
(タイトルもしくは画像をクリックすると、出版物のページへアクセス出来ます。)

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日文研フォーラム

2014年3月11日第276回    日文研フォーラム

場所: ハートピア京都 3階大会議室 京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375
開場時間: 18:10
開始時間: 18:30
終了時間: 20:15
申込み: 不要
受講料: 無料
申込み方法: なし
定員: 先着180名
概要: 
総合テーマ 「めぐりめぐる日本文化」
マンガ、アニメを筆頭に、日本の現代文化の所産が海外各国で人気を得ている事実は、広く一般に知られています。今日、国内外で、それらが日本文化の代表的側面として取り上げられることも少なくありません。しかし、このような状況についてのわたしたちの理解は、いまだ表層的なレベルにとどまっているように思われます。
――こうした現代の文化の広がり方は、19世紀、旅行者が持ち帰る希少な文物や、万国博覧会での展示などから、徐々に流行が拡大したジャポニスムの現象とは異なります。すでにいったん「西洋化」を遂げた日本で生み出される新たな「日本文化」は、実際のところ、各地でどのように受け止められているのでしょうか。海外のメディアや学術論文は、この現象をどのように取り上げ、それは次世代の対日態度にどのような影響を与えつつあるのでしょうか。
今回の日文研フォーラムでは、いま、世界に共有される現代日本文化をめぐり、それぞれの角度から豊富な経験を持つパネリストの顔合わせで、議論を試みます。

内容

発表者 『“Kawaii”をめぐる表象 ――その形成と展開』
高馬 京子   ミコラスロメリス大学  准教授/国際日本文化研究センター  外国人研究員
発表者 『ポピュラー・カルチャーと世代間ギャップ ――ヨーロッパにおける日本研究の将来は如何に』
ハラルド フース   ハイデルベルク大学 教授  国際日本文化研究センター 外国人研究員
発表者 『日本ファッションは「前衛」か? ――Future Beauty展の現場から』
深井 晃子   京都服飾文化研究財団  理事、チーフ・キュレーター
コメンテーター 山田 奨治   国際日本文化研究センター  教授
司会者 佐野 真由子   国際日本文化研究センター  准教授


報告書

日文研フォーラム報告書
第276回 『めぐりめぐる日本文化』
(タイトルもしくは画像をクリックすると、出版物のページへアクセス出来ます。)

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学術講演会

2014年3月18日第55回    学術講演会: 白幡洋三郎教授・戸部良一教授退任記念講演会
※申し込みは締め切りました。たくさんのお申込みありがとうございました。

場所: 国際日本文化研究センター内講堂(日文研ホール) (京都)
開場時間: 13:15
開始時間: 14:00
終了時間: 16:30
送迎バス: 往路:阪急桂駅西口より13:00~13:30の間に4台無料バス有。
復路:講演会終了後、日文研講堂前より阪急桂駅西口行き4台無料バス有。
申込み:
受講料: 無料
申込み方法: 2月25日(火)必着にて、抽選により決定します。
① 申込方法:
ハガキ、FAX、E-mail でのみ受付
(郵便番号・住所・氏名・ふりがな・電話/FAX番号・催し物名を明記のこと)
1申込につき2名まで受け付けます。3名以上のお申し込みは、無効とさせて頂きますのでご了承ください。
② 申込 ・ 問合せ先:
〒610-1192
京都市西京区御陵大枝山町3-2
国際日本文化研究センター研究協力課
(TEL)075-335-2078
(FAX)075-335-2092
(E-mail)koenkai@nichibun.ac.jp

※備 考: 抽選結果は当落を問わず3月4日(火)頃にお知らせします。なお、定員に達しない場合は期日以後もお申込みを受け付けます。電話でのお申込みはお受けしておりません。
お申し込みの為お預かりした個人情報は、大学共同利用機関法人人間文化研究機構が主催する催し物のご案内のみに使用します。

ご注意:
自家用車でのご来場は、近隣への迷惑ともなるため、固くお断りしております。
但し、車椅子をご利用されている等、公共交通機関でのご来場が困難であり、自家用車でのご来場を希望される場合は、お申し込みの際にその旨をお申し出いただき、必ず事前に許可をお取り願います。
定員: 500名(抽選による)

内容

挨拶 小松 和彦   日文研  所長
司会 牛村 圭   日文研  教授
講演 I 『太平洋戦争を考える』
戸部 良一   日文研  教授
 太平洋戦争とは、どのような性格の戦争だったのか。なぜ起こったのか。そもそもこの戦争をどう呼ぶべきなのか。太平洋戦争なのか。それとも大東亜戦争なのか。あるいはアジア・太平洋戦争なのか。満洲事変・日中戦争とどのようにつながっているのか。ヨーロッパの戦争とはいかなる関係にあるのか。歴史認識とも絡み合って複雑化・政治化した問題を、歴史研究者の立場から解きほぐしてみたい。
講演 II 『山と島―日本庭園の源流と日本の自然観』
白幡 洋三郎   日文研  教授
 日本の祭りには「曳き山」や「山車」が登場し、儀礼の場には「仮山」や「島台」が用意される。山や島の名をもつ「作り物」は、日本の祭礼・神事に付きものである。また庭園にも「築山」が築かれ、池を掘って「島」が作られる。山と島は日本の庭園と祭礼・神事とをつなぐものではないだろうか。山と島、を手がかりに日本の庭園をつくってきた日本人の自然観の特質を考えてみたい。


VIDEO

太平洋戦争を考える
 

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山と島―日本庭園の源流と日本の自然観
 

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伝統文化芸術総合研究プロジェクト

2014年3月26日 ルネサンスダンスと筑前琵琶による「安寿と厨子王」
※申し込みは締め切りました。たくさんのお申込みありがとうございました。

場所: 国際日本文化研究センター内講堂(日文研ホール) (京都)
開場時間: 13:15
開始時間: 14:00
終了時間: 16:30
送迎バス: 往路: 阪急桂駅西口より13:00~13:30の間に4台無料バス有。
復路: 公演会終了後、日文研講堂前より阪急桂駅西口行き4台無料バス有。
申込み:
受講料: 無料
申込み方法: 3月5日(水)必着にて、抽選により決定します。
① 申込方法:
ハガキ、FAX、E-mail でのみ受付
(郵便番号・住所・氏名・ふりがな・電話/FAX番号・催し物名を明記のこと)
1申込につき2名まで受け付けます。3名以上のお申し込みは、無効とさせて頂きますのでご了承ください。
② 申込 ・ 問合せ先:
〒610-1192
京都市西京区御陵大枝山町3-2
国際日本文化研究センター研究協力課
(TEL)075-335-2078
(FAX)075-335-2092
(E-mail)koenkai@nichibun.ac.jp

※備 考: 抽選結果は当落を問わず3月12日(水)頃にお知らせします。なお、定員に達しない場合は期日以後もお申込みを受け付けます。電話でのお申込みはお受けしておりません。
お申し込みの為お預かりした個人情報は、大学共同利用機関法人人間文化研究機構が主催する催し物のご案内のみに使用します。

ご注意:
自家用車でのご来場は、近隣への迷惑ともなるため、固くお断りしております。
但し、車椅子をご利用されている等、公共交通機関でのご来場が困難であり、自家用車でのご来場を希望される場合は、お申し込みの際にその旨をお申し出いただき、必ず事前に許可をお取り願います。
定員: 500名(抽選による)
主催: 日文研
共催: 京都芸術センター

内容

趣旨説明 日文研伝統文化プロジェクトの現在
笠谷 和比古   日文研  教授  伝統文化芸術総合研究プロジェクト長
【第一部】 座談会・楽器説明
コーディネーター: 門田 展弥 追手門大学地域文化創造機構 客員特別教授
ルネサンスダンス: 湯浅 宣子 欧州舞踏史学協会 会員
琵琶奏者: S. ギニャール 大阪学院大学国際学部音楽学 教授
リュート奏者: 佐野 健二 相愛大学 非常勤講師
ダルシマー奏者: 小川 美香子
【第二部】 実演
ダンス: 湯浅 宣子、村上 博子、小原 麻美
構成・演出: 門田 展弥、湯浅 宣子
作曲: S. ギニャール、P. アテニャン、門田 展弥
筑前琵琶: シルヴァン・旭西・ギニャール
リュート、ヴィオラダ・ガンバ: 佐野 健二
ダルシマー: 小川 美香子


VIDEO

ルネサンスダンスと筑前琵琶による「安寿と厨子王」 (第一部)座談会・楽器説明
 

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ルネサンスダンスと筑前琵琶による「安寿と厨子王」 (第二部)実演
 

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日文研フォーラム

2014年4月8日第277回    日文研フォーラム

場所: ハートピア京都 3階大会議室 京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375
開場時間: 13:40
開始時間: 14:00
終了時間: 16:00
申込み: 不要
受講料: 無料
申込み方法: なし
定員: 先着180名
概要: 
幕末、薩摩藩が密航させた留学生のひとりとしてロンドンに滞在していた森有礼――のち、明治政府の外交官、文部大臣――は、1866年8月、夏休みを利用して、ロシア帝国の首都サンクト・ペテルブルグを訪れました。その際、「航魯紀行」と題する日記を残しています。そこに森は、ロシアの内政・外交、また彼が捉えた社会の特徴を詳細に記しました。
短い訪問の間に形成された彼のロシア観は、実像を鋭く見抜くものであったのか、それとも虚像であったのか――。本講演では、当時のロシア社会を紹介しつつ、森の視点について考察してみたいと思います。

内容

発表者 『森有礼が見た19世紀半ばのロシア帝国――虚像と実像――』
マリーナ・コヴァルチュク   極東連邦大学(ロシア)  助教/国際日本文化研究センター  外国人研究員
コメンテーター・司会 佐野 真由子   国際日本文化研究センター  准教授

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日文研フォーラム

2014年5月13日第278回    日文研フォーラム

場所: ハートピア京都 3階大会議室 京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375
開場時間: 13:40
開始時間: 14:00
終了時間: 16:00
申込み: 不要
受講料: 無料
申込み方法: なし
定員: 先着180名
概要: 
内山完造・美喜夫婦の経営した上海内山書店は、戦前の中日文化交流において大きな足跡を残した。大正末期、「円本ブーム」で活況を呈した日本の出版物が内山書店を経由して上海に伝わったことは、1930年代の上海の文化に決定的な影響を与えた。そして、内山完造の誠実な人柄が魯迅をはじめとする中国文化人の厚い信頼を得て、書店は中日知識人が交流する文化サロンになった。それに伴い、書店が所在する北四川路界隈は、その魯迅をリーダーとする中国左翼文化の中心となったのである。
今回のフォーラムでは、内山書店の最盛期――反帝国主義の五・三〇運動が起きた1925年から、盧溝橋事変勃発の1937年にかけての12年間――の歴史を振り返ってみる。

内容

発表者 『中日の知をつないだ上海内山書店』
秦 剛   北京外国語大学 北京日本学研究センター  副教授/国際日本文化研究センター  外来研究員
コメンテーター 劉 建輝   国際日本文化研究センター  教授
司会 佐野 真由子   国際日本文化研究センター  准教授

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公開講演会

2014年6月7日 人間文化研究機構 第24回公開講演会  世界の中の日本研究−京都から語る−

場所: 有楽町朝日ホール (東京都千代田区有楽町 有楽町マリオン11階)
開場時間: 13:00
開始時間: 13:30
終了時間: 16:00
申込み:
受講料: 無料
申込み方法: 5月28日(水)締切
① 申込方法:
ハガキ、FAX、E-mail でのみ受付
(住所・氏名・ふりがな・電話/FAX番号・催し物名を明記のこと)
※電話でのお申込みはお受けしておりません。
お申し込みは代表者様を含め2名様までお受けしておりますので、ご同伴者様1名がいらっしゃる場合、「同伴者1名」と明記してください。
車いすに対応したお座席をご希望の場合、その旨をご記載ください。
② 申込・問合せ先:
〒610-1192
京都市西京区御陵大枝山町3-2
国際日本文化研究センター研究協力課
(TEL)075-335-2078
(FAX)075-335-2092
(E-mail)koenkai@nichibun.ac.jp

※備 考: 受付完了後、受講票をお送りしますので、当日は受講票をご持参ください。なお、 6月4日(水)までに受講票が届かなかった場合には、お手数ですがご連絡願います。
定員: 600名(申込先着)
主催: 日文研
担当機関: 人間文化研究機構

内容

挨拶 立本 成文   人間文化研究機構長
司会 井上 章一   日文研  副所長
講演 I 『社会史版「ザ・タイガース 世界はボクらを待っていた」――<戦後民主主義と高度経済成長>再考』
磯前 順一   日文研  准教授
 グループ・サウンズの雄、ザ・タイガースが音楽シーンを席巻した一九六八年。敗戦から回復した日本社会は、皇太子ご成婚と東京オリンピックを契機に、高度経済成長期へと突入する。一方で、公害、過疎、ベトナム反戦など、グローバル資本主義の矛盾が次々と露呈していく。学生の反乱は、こうした社会状況に敏感に反応した行動であった。そして、グループ・サウンズからニューロックへと展開していく音楽も、若者のエネルギーと葛藤を示す時代の表現媒体となっていく。その渦中にあったタイガースの軌跡とともに、昭和四十年代という戦後日本社会の転換期を再考したい。
講演 II 『京都の知られざる皇女尼僧像』
パトリシア フィスター   日文研  教授
 京都・宝鏡寺門跡の菩提寺である真如寺には特色ある四躰の御像が安置されている。これらの御像は宝鏡寺門跡の住持であった皇女尼僧であり、今回の講演ではこの御像について考察する。四人の皇女尼僧は十七世紀から十八世紀に住持されていた尼僧で、このうち三人は天皇の娘、内親王である。しかし、長年のうちには奉拝などが途絶することもあり、名前などが不確かとなった。何十年にもわたり、これらの素晴らしい御像は世に知られずに座されたままで、彩色の木像にはひびが入り、お顔の表面ははがれ落ちてきた。年月とともに四躰の御像それぞれのお名前の判別も難しくなったのである。今回はこれらの皇女尼僧像をご紹介するのみならず、四躰の御像をどのように判別することが出来たのか、パズルを解くように各部分をつなぎあわせ、作造当初のことや御像の位置付け、意義などにも言及する。また、継続中である御像の修復プロジェクトについても紹介する。
挨拶 小松 和彦   日文研  所長

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日文研フォーラム

2014年6月10日第279回    日文研フォーラム

場所: ハートピア京都 3階大会議室 京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375
開場時間: 18:15
開始時間: 18:30
終了時間: 20:30
申込み: 不要
受講料: 無料
申込み方法: なし
定員: 先着180名
概要: 
「祇園祭について、あらためて考えよう」
祇園祭は京都の主要年中行事のひとつであり、日本国内外から多くの観光客が訪れます。他方、一ヵ月に及ぶ祭の期間中、数多くの宗教的・文化的行事を遂行するには、地域住民の参加が欠かせません。祇園祭の伝統、それに深く結びついた地域のアイデンティティも、そうした中で浮かび上がってきます。
今回の日文研フォーラム講師、エリザベッタ・ポルクさんは、現在、山鉾町地域に住み込んでフィールドワークを行っています。その研究成果に基づく講演は、祇園祭の組織的実行における保存会の役割から、この祭において宗教的/世俗的領域がどう表象されているか、といった問題までを視野に収め、文化、観光、宗教そして地域生活との関連から祇園祭に新たな光を当てるものとなるでしょう。とくに、そうした分析を、祇園祭との類似点が多い、サルデーニャ島(イタリア)の古いお祭と比較しつつご紹介する予定です。
ポルクさんがフィールド・ワークの拠点としている白楽天山保存会から小杉源一郎理事長のご参加も得て、祇園祭の魅力や、継承の苦労、今後の展望などについて、皆さんとご一緒に考える場にしたいと思います。

内容

発表者 『宗教と世俗の間-祇園祭とサルデーニャの祭をめぐって』
エリザベッタ ポルク   ライプティッヒ大学 地域研究センター  上級研究員兼講師/国際日本文化研究センター  外国人研究員
コメンテーター 小杉 源一郎   公益財団法人 白楽天山保存会  理事長/株式会社 ロマンス小杉  代表取締役社長
細川 周平   国際日本文化研究センター  教授
司会 佐野 真由子   国際日本文化研究センター  准教授

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学術講演会

2014年6月25日第56回    学術講演会

場所: 国際日本文化研究センター内講堂(日文研ホール) (京都)
開場時間: 13:15
開始時間: 14:00
終了時間: 16:30
送迎バス: 往路:阪急桂駅西口より13:00~13:30の間に4台無料バス有。
復路:講演会終了後、日文研講堂前より阪急桂駅西口行き4台無料バス有。
申込み:
受講料: 無料
申込み方法: 5月28日(水)必着にて、抽選により決定します。
① 申込方法:
ハガキ、FAX、E-mail でのみ受付
(郵便番号・住所・氏名・ふりがな・電話/FAX番号・催し物名を明記のこと)
1申込につき2名まで受付。(2人目の氏名等も必ず記入してください。)3名以上のお申し込みは、無効とさせて頂きます。
② 申込 ・ 問合せ先:
〒610-1192
京都市西京区御陵大枝山町3-2
国際日本文化研究センター研究協力課
(TEL)075-335-2078
(FAX)075-335-2092
(E-mail)koenkai@nichibun.ac.jp

※備 考: 抽選結果は当落を問わず6月9日(月)頃にお知らせします。なお、定員に達しない場合は期日以後もお申込みを受け付けます。電話でのお申込みはお受けしておりません。
お申し込みの為お預かりした個人情報は、大学共同利用機関法人人間文化研究機構が主催する催し物のご案内のみに使用します。

ご注意:
自家用車でのご来場は、近隣への迷惑ともなるため、固くお断りしております。
但し、車椅子をご利用されている等、公共交通機関でのご来場が困難であり、自家用車でのご来場を希望される場合は、お申し込みの際にその旨をお申し出いただき、必ず事前に許可をお取り願います。
定員: 500名(抽選による)
主催: 日文研

内容

挨拶 小松 和彦   日文研  所長
司会 ジョン ブリーン   日文研  教授
講演 I 『日本映画の黄金期と斜陽期 ―テレビ産業との攻防の中で』
北浦 寛之   日文研  助教
(講演要旨)
 1950年代の日本映画は、観客動員や映画館数の急増から、黄金期とみなされている。だが60年代になると一転、観客数、映画館数ともに減少の一途を辿り、日本映画は斜陽期とみなされる。この転落の背景にあったのが、新興の映像メディアであるテレビの普及であった。そうしたテレビとの関係も踏まえて、日本映画の黄金期、斜陽期と呼ばれる時代に、その内部で何が起こっていたのかを明らかにしていきたい。
講演 II 『文化の法律はどう作られるべきか? ―著作権法を例に考える』
山田 奨治   日文研  教授
(講演要旨)
 一国の文化のあり方や日常生活に深く関わる著作権法。しかしその制度は近年、目まぐるしく変化し肥大化している。いったい誰が、どのように合意をして制度変更を行っているのだろうか?過去の法改正を調べてみると、コンテンツ業界の論理が優先される一方で、消費者や市民の意見がないがしろにされてきた様子がみてとれる。TPP交渉による著作権制度の変更も予想されている。文化の法律はいったいどのように作られるべきなのか、そのことを考えたい。

発表は日本語のみ


VIDEO

文化の法律はどう作られるべきか? ―著作権法を例に考える
 

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日文研フォーラム

2014年7月8日第280回    日文研フォーラム

場所: ハートピア京都 3階大会議室 京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375
開場時間: 13:40
開始時間: 14:00
終了時間: 16:00
申込み: 不要
受講料: 無料
申込み方法: なし
定員: 先着180名
概要: 
「昭和前期の政治と宗教」

内容

発表者 ジェームス マーク シールズ   バックネル大学  准教授 ・ 国際日本文化研究センター 外来研究員
『仏教社会主義について――妹尾義郎と新興仏教青年同盟――』
 20 世紀初頭、日本社会は戦争に飲み込まれ、国家主義が台頭してきました。その状況に多くの仏教指導者と宗派は降伏しました。この傾向に対する一つの顕著な例外として、日蓮宗在家信者の妹尾義郎(1889–1961)によって1931 年に創立された、新興仏教青年同盟があります。
 本講演では、このような歴史的、政治的背景を意識しながら、妹尾の著書にある「仏教再生のための新興仏教青年同盟」の視点を取り上げ、当時の日本で、「仏教社会主義」の出現をめぐって存在したさまざまな問題について考えてみたいと思います。
発表者 ブライアン アンドレー ヴィクトリア   オックスフォード大学付属仏教研究所  研究員 ・ 国際日本文化研究センター 外来研究員
『ナチスと日本宗教』
 戦時中のナチス・ドイツとの関係はあまり語られてきませんでした。しかし、ドイツは日本の同盟国であったのみならず、文化交流も盛んに行われていました。とくに注目すべきは、ナチス・ドイツにおいて日本宗教(仏教および神道)への関心が高かったことです。かつてヒトラーは次のように述べました。「不幸にして我々は間違った宗教を引き継いでしまった。なぜ日本のような宗教を得ることができなかっただろう・・・・・・」と。
 ナチスはなぜ日本の宗教に関心があったのか、ナチスははたして日本の宗教を正確に理解したのか、当時のナチスが抱いた関心は、現在に一つの「問い」を投げかけているのではないか、――本講演は、この3 点を軸に展開します。
コメンテーター 末木 文美士   国際日本文化研究センター  教授
山田 奨治   国際日本文化研究センター  教授
司会 佐野 真由子   国際日本文化研究センター  准教授

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日文研フォーラム

2014年9月16日第281回    日文研フォーラム

場所: ハートピア京都 3階大会議室 京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375
開場時間: 13:40
開始時間: 14:00
終了時間: 16:00
申込み: 不要
受講料: 無料
定員: 先着180名
概要: 
 後藤新平の台湾経営の理念は「生物学的植民地論」として知られています。日本の慣行、組織、制度を台湾のそれに適応するよう工夫しながら植民地経営を行うというもので、武断型の植民地支配とは一線を画する経営思想でした。台湾に古くから存在している慣行制度を研究し、「旧慣」に見合うような制度的工夫をしなければ、優れた台湾経営など不可能だという思想の持ち主が後藤でした。
 日露戦争後、後藤は「満州経営梗概」を日本政府向けに提出し、「満州鉄道庁」の設立を提唱しました。「満鉄」の萌芽です。1906年、台湾総督府民政長官を辞め、満鉄総裁となった後藤は、多数の台湾旧慣調査経験者を連れて中国東北部の満州に入り、旧慣調査の理念、方法を同地に持ち込みました。その活動はさらに、華北地方や中国内陸部にまで及びました。結果として、満鉄は鉄道経営にとどまらない巨大な総合コンツェルンとなり、中国における日本植民地機関の優等生となったのです。
 私はこれまでの研究から、後藤が大金を投じて遂行した旧慣調査事業は、彼自身の意図とも必ずしも関係のないところで、この世に膨大な学術的遺産を残したという事実を確認させられてきました。後藤の台湾および満州経営の理念が生んだ、いわば植民地遺産を、プラスとマイナスの両側面において捉え、プラスと思われる部分もいったん客観化、対象化の手続きを経て、あくまで現代を生きる一「方法」として活用してゆかなければならないと考えています。本講演では、その成果の一端をお話しします。

内容

発表者 『後藤新平研究――中国の視点から』
王 鍵   中国社会科学院 近代史研究所  研究員/国際日本文化研究センター  外国人研究員
コメンテーター 劉 建輝   国際日本文化研究センター  教授
司会 佐野 真由子   国際日本文化研究センター  准教授

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日文研・アイハウス連携フォーラム

2014年9月19日第1回    日文研・アイハウス連携フォーラム

場所: 国際文化会館(アイハウス)
(住所:〒106‐0032 東京都港区六本木5-11-16)
開始時間: 18:00
終了時間: 19:30
申込み:
受講料: 無料
申込み方法: 国際文化会館ホームページよりお申込み下さい。
(締切:平成26年8月12日(火))
定員: 140名(抽選による)
主催: 日文研
共催: 人間文化研究機構
概要: 
妖怪と日本人の想像力

内容

講演 『妖怪と日本人の想像力』
小松 和彦   国際日本文化研究センター  所長
 現代の日本文化の一部としてすっかり定着した妖怪ブーム。日本の妖怪文化は世界にまれな豊かな内容をもっています。妖怪文化は日本人の創造力(想像力)の大きな地下水脈をなしているのです。その特徴や魅力を、現代の創造活動にいかに活用されているかを中心に考えてみましょう。

発表は日本語のみ

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学術講演会

2014年9月25日第57回    学術講演会

場所: 国際日本文化研究センター内講堂(日文研ホール) (京都)
開場時間: 13:15
開始時間: 14:00
終了時間: 16:30
送迎バス: 往路:阪急桂駅西口バスターミナル付近より13:00~13:30の間に4台無料バス有。
復路:講演会終了後、日文研講堂前より阪急桂駅西口行き4台無料バス有。
申込み:
受講料: 無料
申込み方法: ①申込方法:
ハガキ、FAX、E-mailでのみ受付。
8月28日(木)必着にて下記②までお申し込み下さい。(催し物名・郵便番号・住所・氏名・ふりがな・電話/FAX番号を記入のこと)
1申込につき2名まで受付けます。(2人目の氏名等も必ずご記入下さい。)
3名以上のお申し込みは、無効とさせて頂きますのでご了承ください。
なお、お申し込みが定員を超えた場合は、抽選致します。
②申込・問合せ先:
〒610-1192
京都市西京区御陵大枝山町3-2
国際日本文化研究センター 研究協力課 (TEL)075-335-2078
(FAX)075-335-2092
(E-mail)koenkai@nichibun.ac.jp

※備 考:抽選結果は、当落を問わず9月10日(水)頃にお知らせ致します。なお、上記期日までに定員に達しない場合は期日以後もお申し込みを受け付けます。お電話でのお申し込みはお受けしておりません。
お申し込みの為お預かりした個人情報は、大学共同利用機関法人人間文化研究機構が主催する催し物のご案内のみに使用します。

ご注意:
自家用車でのご来場は、近隣への迷惑ともなるため、固くお断りしております。
但し、車椅子を利用されている等、公共交通機関でのご来場が困難であり、自家用車でのご来場を希望される場合は、お申し込みの際にその旨をお申し出いただき、必ず事前に許可をお取り願います。
定員: 500名(抽選による)
主催: 日文研

内容

挨拶 小松 和彦   国際日本文化研究センター  所長
司会 瀧井 一博   国際日本文化研究センター  教授
講演Ⅰ 『徳川将軍の外交儀礼 1857-1867』
佐野 真由子   国際日本文化研究センター  准教授
(講演要旨)
 幕末、日本に欧米諸国の外交官が駐在するようなると、徳川幕府は、将軍の居城に彼らを迎え、外交儀礼を挙行しました。そのための儀礼様式は、江戸時代を通じた朝鮮通信使迎接儀礼の経験をもとに考案され、試行錯誤を重ねながら徐々に整えられました。安政4(1857)年から慶応3(1867)年にわたって行われた「徳川将軍の外交儀礼」は、フランス料理の晩餐が饗された最後の事例まで、17件に上ります。本講演では、その実態の一部をご紹介し、儀礼の研究を通して見出される幕末外交の意義について、考えたいと思います。
講演Ⅱ 『和歌をうたう ――モダニズムとジャポニスムをむすぶ和歌歌曲――』
坪井 秀人   国際日本文化研究センター  教授
(講演要旨)
 ジャポニスムはシノワズリーと同様、美術以外の分野でも西欧の芸術運動に多くの影響をもたらしている。和歌や俳句などの短詩型文学などもその例にあたり、〈世界詩〉(世界文学の一端としての)への関心の中で多くの西欧語に翻訳され、のみならず、そのミニアチュール様式の詩はモダニズムが台頭し始めていた新しい時代の作曲家たちによって歌曲として作曲された。
今回はドイツ語圏および東欧での事例を紹介しながら、それが日本本国の音楽創作にどのように環流してきたのかについても論及する。

発表は日本語のみ

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日文研フォーラム

2014年10月14日第282回    日文研フォーラム

場所: ハートピア京都 3階大会議室 京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375
開場時間: 13:40
開始時間: 14:00
終了時間: 16:00
申込み: 不要
受講料: 無料
定員: 先着180名
概要: 
 1897年から1900年にかけて、日本政府は二冊の本を通じて日本を世界に紹介しました。一方はフランス語、もう一方は英語による出版で、いずれの計画にも岡倉天心がかかわっています。フランス語の本、Histoire de l’art du Japon(日本美術史)は、当初、岡倉が編集にあたることになっていましたが、個人的な事情ですぐにその任を外され、別の人物にかわりました。英語のJapan, described and illustrated by the Japanese(日本人によって書かれ、描かれた日本)には、岡倉がサインした十枚の絵画紹介が含まれています。
 このたびの講演では、両書の編集者や岡倉が、日本の美意識をどのようなものとして紹介しようとしたのか、さらには、日本は明治時代に、どのように外国人に紹介されたのか、考察してみたいと思います。

内容

発表者 『日本が自ら日本を世界に紹介した最初の本にみる日本の美意識について』
エミリア シャロンドン   トゥールーズ・ル・ミライユ大学  講師/国際日本文化研究センター  外国人研究員
コメンテーター 稲賀 繁美   国際日本文化研究センター  教授
司会 佐野 真由子   国際日本文化研究センター  准教授

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一般公開

2014年10月30日 一般公開

場所: 国際日本文化研究センター
開場時間: 10:00
開始時間: 10:00
終了時間: 16:30
申込み: 不要
参加費: 無料

プログラム

 「日文研外国人研究員大集合!――それぞれの日本研究――」
▶10:20-11:50
・司会 佐野真由子 准教授
・出演者 外国人研究員/外来研究員
 「所員の新刊図書を斬る!」
▶13:25-14:25
・講評 末木文美士 教授
・司会 倉本一宏 教授
・出演者 小松和彦 所長、井上章一 副所長、荒木浩 教授、稲賀繁美 教授、笠谷和比古 教授、早川聞多 教授、磯前順一 准教授
シンポジウム:「再発見・京のみやこ」
▶14:45-16:30
・司会 笠谷和比古 教授
・出演者
倉本一宏 教授「『源氏物語』と平安の都」
榎本渉 准教授「知られざる中世京都の地図」
森洋久 准教授「古地図の作り方――京都を中心に」
井上章一 副所長 「町家と西洋館」
教員によるセンター施設案内:図書館、コモンルーム、第1共同研究室
日文研所蔵資料の展示:「日本・世界の古地図と木版源氏物語絵巻」
その他の催し:・北浦寛之助教解説による懐かしの映画上映コーナー
・日文研データベースの紹介コーナー(寺村裕史准教授の解説付)
・あなたの写真入りカレンダープレゼントコーナー
・共同研究のパネル展示
・出版物閲覧コーナー
・書籍販売コーナー

※催しはすべて日本語で行います。



VIDEO

再発見・京のみやこ
 

▶ ビデオサーバで閲覧する
 
 
 

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特別講演会

2014年11月11日 特別講演会

場所: 国際日本文化研究センター内講堂(日文研ホール) (京都)
開場時間: 16:30
開始時間: 17:00
終了時間: 18:30
申込み: 不要
受講料: 無料
定員: 500名(先着順)
主催: 日文研

ご注意:
自家用車でのご来場は、近隣への迷惑ともなるため、固くお断りしております。また、桂駅と日文研を往復する無料送迎バスの運行はございませんので、あしからずご了承願います。

内容

司会 細川 周平   国際日本文化研究センター  教授
講演Ⅰ 上野 隆三  東映京都撮影所殺陣師・東映剣会特別会員
講演Ⅱ 大野 裕之  日本チャップリン協会会長 脚本家・プロデューサー
講演Ⅲ 小川 順子  中部大学人文学部・大学院国際人間学研究科准教授
(講演要旨)
 由緒ある寺社や歴史的景観の残る京都は時代劇製作が盛んで、日本のハリウッドとしての長い歴史を誇っています。近年では、太秦スタジオの斬られ役に焦点を当てた映画『太秦ライムライト』のヒットが記憶に新しいところです。今回の講演会では、同作品の脚本家でプロデューサーの一人でもある大野裕之氏をお招きし、制作の話や現在の「時代劇」観(ハリウッド時代劇やデジタル殺陣など)をお話しいただきます。また、大野氏に加えて太秦の東映京都 撮影所のベテラン殺陣師の上野隆三先生をお招きし、『殺陣という文化』の著者、小川順子中部大学准教授を聴き手にお話を伺います。時代劇の面白さ、殺陣の美学が皆様に伝われば幸いです。

発表は日本語のみ

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日文研フォーラム

2014年11月27日第283回    日文研フォーラム

場所: ハートピア京都 3階大会議室 京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375
開場時間: 13:40
開始時間: 14:00
終了時間: 16:00
申込み: 不要
受講料: 無料
定員: 先着180名
概要: 
 この講演では、古典文学に見られるさまざまな隠喩的表現を取り上げ、その文体的な価値や様相を検討してみたいと思います。まず、歌ことばの隠喩性に注目します。また、隠喩がどのように英語やスウェーデン語に翻訳されてきたか、そして、その翻訳によって文章がどのように変化したのか、ご紹介したく思います。
 比喩、隠喩などのような概念は、今まで、すでに日本古典文学の文体解釈に使われてきましたが、さらに徹底的に隠喩論を活用して議論に応用すれば、文体解釈に新しい進展があるのではないでしょうか。これによって、たとえば『源氏物語』に見られるように、古典の物語世界が近代小説に変貌し、ジャンル変化さえ起こったことがあるという仮説も提起したいと考えています。

内容

発表者 『日本古典文学における隠喩の考察 ――主に歌ことば、翻訳、隠喩の展開について』
スティーナ イェルブリン   国際日本文化研究センター  外来研究員
コメンテーター 荒木 浩   国際日本文化研究センター  教授
司会 佐野 真由子   国際日本文化研究センター  准教授

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日文研・アイハウス連携フォーラム

2014年12月11日第2回    日文研・アイハウス連携フォーラム

場所: 国際文化会館(アイハウス)
(住所:〒106‐0032 東京都港区六本木5-11-16)
開始時間: 18:00
終了時間: 19:30
申込み:
受講料: 無料
申込み方法: 国際文化会館ホームページよりお申込み下さい。
定員: 150名
主催: 日文研

ご注意:
自家用車でのご来場は、近隣への迷惑ともなるため、固くお断りしております。また、桂駅と日文研を往復する無料送迎バスの運行はございませんので、あしからずご了承願います。
共催: 人間文化研究機構
概要: 
越境する「大衆文学」の力―なぜ中国で松本清張が流行るのか

内容

講演 『越境する「大衆文学」の力―なぜ中国で松本清張が流行るのか』
王 成   国際日本文化研究センター  清華大学教授/国際日本文化研究センター外国人研究員
 中国における「大衆文学」という概念は、戦前、中国近代の小説家である郁達夫が日本語の大衆文芸の概念を中国に移植した時に始まりました。このため1930年代に中国で起きた「文芸の大衆化運動」は、日本から受けた影響が大きいと言われています。しかし、それがどのようなものだったのか、多くは解明されていません。そして1980年代以降、「改革開放」によって、文学、映画、アニメ、漫画といった中国の大衆文化は、新たな展開を迎えました。王氏によると特に日本文学は中国に浸透し、松本清張に代表される推理小説、渡辺淳一などの中間小説、村上春樹に象徴される流行小説などが、中国で多くの読者を獲得しています。本フォーラムでは、中国の「大衆文学」における日本文学の受容について、松本清張を中心にお話しいただき、文学を介した今後の中日文化交流の可能性について考えます。

発表は日本語のみ

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日文研フォーラム

2014年12月12日第284回    日文研フォーラム

場所: ハートピア京都 3階大会議室 京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375
開場時間: 18:15
開始時間: 18:30
終了時間: 20:40
申込み: 不要
受講料: 無料
定員: 先着180名
概要: 
 昨年10月から今年1月にかけて、ロンドンの大英博物館で日本の春画に焦点を当てた大規模な展覧会が開催され、非常に高い評価を受けたことは、各種メディアを通じてご存じの方も多いことと思います。日本美術史・社会文化史における春画の意味に着目し、早くから、とくに浮世絵春画を収集してきた日文研も、このプロジェクトに当初から協力しました。
 近代以降、長きにわたって、とりわけその本家である日本でタブーとされてきた春画が、このような形で注目を集めたことは、「展示」という行為にかかわる博物館・美術館関係者の間で議論を巻き起こしたのみならず、春画それ自体の文化的意味や、日本の美術史・文化史について、幅広い論点を提起しました。今回の日文研フォーラムでは、大英博における春画展の実現に直接かかわった日英の専門家を迎え、パネルを実施します。
*性的に大胆な表現の図像資料を表示することがあります。

内容

発表者 『タブーを破る―春画研究・展示の意義』
アンドリュー・ガーストル   ロンドン大学SOAS  教授/国際日本文化研究センター  外国人研究員
発表者 『日本の春画をイギリスはどう見たか』
矢野 明子   ロンドン大学SOASジャパン・リサーチ・センタ―   リサーチ・アソシエイト/国際日本文化研究センター  外来研究員
発表者 『大英博物館春画展を受けて―日本側のリアクション』
石上 阿希   立命館大学衣笠総合研究機構  専門研究員
コメンテーター 早川 聞多   国際日本文化研究センター  教授
司会 佐野 真由子   国際日本文化研究センター  准教授


報告書

日文研フォーラム報告書
第284回 『大英博物館 「春画展」 報告』
(タイトルもしくは画像をクリックすると、出版物のページへアクセス出来ます。)