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日文研フォーラム

2018年1月9日第317回    日文研フォーラム

場所: ハートピア京都 3階大会議室 京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375
開場時間: 13:40
開始時間: 14:00
終了時間: 16:00
申込み: 不要・整理券配布
・13:15頃より整理券を配布。開場時間になりましたら、整理券の番号順にご入場頂きます。
・整理券をお持ちの方のご入場が終わりしだい、通常の受付を開始します。
受講料: 無料
定員: 先着180名まで
概要: 
 現代人は孤独である。それゆえに、たまには誰かとハグでもしたくなる。死に別れた父母、夫や妻、子ども、友人、知人などとは、なおさらである。そのために、人は西国三十三所巡礼の旅に出かけるのである。巡礼の旅では、念願の「観音さま」に出会う。ここで言う「観音さま」とは、恋しき人々の化身である。つまり観音像には、 死に別れた恋しき人々の面影が託されているのである。――
 本講演では、西国三十三所巡礼の旅に出る人々がそこに何を求めているのか、民俗学の立場から続けてきたフィールドワークに基づいて考察します。そして、私自身の巡礼の体験を、皆様と分かち合いたいと思っています。
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内容

発表者 観音さまを抱きしめる―― 西国三十三所巡礼の旅
金 容儀   全南大学校(韓国) 日本文化研究センター  所長/国際日本文化研究センター  外国人研究員
コメンテーター 荒木 浩   国際日本文化研究センター  教授
司会 佐野 真由子   国際日本文化研究センター  准教授

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日文研フォーラム

2018年2月13日第318回    日文研フォーラム

場所: ハートピア京都 3階大会議室 京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375
開場時間: 13:40
開始時間: 14:00
終了時間: 16:00
申込み: 不要・整理券配布
・13:15頃より整理券を配布。開場時間になりましたら、整理券の番号順にご入場頂きます。
・整理券をお持ちの方のご入場が終わりしだい、通常の受付を開始します。
受講料: 無料
定員: 先着180名まで
概要: 
 黄檗宗は日本仏教の禅宗に伝わる三大宗派の一つであり、明末清初に中国から渡ってきた臨済宗の高僧、隠元隆琦によって創立されました。日本に伝わる仏教諸宗派のなかでも、明清代の大陸的な仏教要素を色濃く残し、「念仏禅」という修行方法を有することが特徴的です。とくに、黄檗声明と呼ばれるその儀礼音楽は、1650年代にこの宗派が成立してから現在に至る三世紀半を経てなお、明清代仏教音楽の様式や詞章の内容、その他多くの要素を保っており、「悠久なる郷の響き」と呼ぶことができましょう。
 本講演では、フィールドワークと文献考察をもとに、黄檗声明という明清代の仏教音楽が日本でいかに伝承され、また日本化してきたのか、その変遷の経緯を紹介します。そして、ディアスポラという視点から、「悠久なる郷の響き」を形成した社会的・歴史的・文化的要因を考えてみたいと思います。
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内容

発表者 悠久なる郷(ふるさと)の響き――黄檗声明の中国的要素
周 耘   武漢音楽学院(中国)  教授/国際日本文化研究センター  外国人研究員
コメンテーター 細川 周平   国際日本文化研究センター  教授
司会 佐野 真由子   国際日本文化研究センター  准教授

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日文研フォーラム

2018年3月13日第319回    日文研フォーラム

場所: ハートピア京都 3階大会議室 京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375
開場時間: 13:40
開始時間: 14:00
終了時間: 16:00
申込み: 不要・整理券配布
・13:15頃より整理券を配布。開場時間になりましたら、整理券の番号順にご入場頂きます。
・整理券をお持ちの方のご入場が終わりしだい、通常の受付を開始します。
受講料: 無料
定員: 先着180名まで
概要: 
 明治時代の思想家にとって緊急の課題の一つは、西洋の力の背景にある近代科学を、いかに受容し、これに対応するかでした。そうした中でも、明治元(1868)年に福澤諭吉が刊行した絵入り教科書『訓蒙窮理図解』は、一般民衆を対象に、科学の知識を原理から易しく伝えることを目的としていました。
 本講演では、この書の特徴を明らかにするために、福澤が基にした西洋の科学書、また日本で同時代に出版された他の科学書と対比しながら紹介します。ここから、明治維新後の社会において、子供を含む一般の人々への科学主義の普及を重要視した、福澤の独自性や新規性を考えてみたいと思います。
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内容

発表者 明治の人々を科学に導いた福澤諭吉の絵入り教科書
――『訓蒙窮理図解』をひもとく

ハサン カマル ハルブ   エジプト国立カイロ大学文学部  准教授/国際日本文化研究センター  外国人研究員
コメンテーター 瀧井 一博   国際日本文化研究センター  教授
コメンテーター 石上 阿希   国際日本文化研究センター  特任助教
司会 佐野 真由子   国際日本文化研究センター  准教授

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日文研フォーラム

2018年4月10日第320回    日文研フォーラム

場所: ハートピア京都 3階大会議室 京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375
開場時間: 13:40
開始時間: 14:00
終了時間: 16:00
申込み: 不要・整理券配布
・13:15頃より整理券を配布。開場時間になりましたら、整理券の番号順にご入場頂きます。
・整理券をお持ちの方のご入場が終わりしだい、通常の受付を開始します。
受講料: 無料
定員: 先着180名まで
概要: 
 中国の南宋(1127-1279年)五山では、禅院内外の建造物や自然物を禅宗的な観点で選定し、これを「境致」と言っていました。そして、多くの場合、十の重要なものを選んで「十境」と呼びます。これがやがて日本に伝えられ、中世の京都五山や鎌倉五山で行われるようになりました。
 ただし、日本の五山における境致の選定は、禅院本寺だけにとどまらず、子院とも言える塔頭にも広がっていったのです。これは、境致選定の日本的展開であり、日本的特色とも言えましょう。
 本講演では、日本の五山本寺による境致の導入を見たうえで、そのように塔頭で行われた境致選定の実態解明を試みたいと思います。
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内容

発表者 重々たる法界 目前に彰(あき)らかなり ―― 禅院の塔頭(たっちゅう)における「境致」の選定
蔡 敦達   上海杉達学院(中国)  教授/国際日本文化研究センター  外国人研究員
コメンテーター 井上 章一   国際日本文化研究センター  教授
司会 呉座 勇一   国際日本文化研究センター  助教

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日文研フォーラム

2018年5月8日第321回    日文研フォーラム

場所: ハートピア京都 3階大会議室 京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375
開場時間: 13:40
開始時間: 14:00
終了時間: 16:00
申込み: 不要・整理券配布
・13:15頃より整理券を配布。開場時間になりましたら、整理券の番号順にご入場頂きます。
・整理券をお持ちの方のご入場が終わりしだい、通常の受付を開始します。
受講料: 無料
定員: 先着180名まで
概要: 
 占領期において日本のメディアは厳しく統制され、映画界も極東国際軍事裁判の判決に従わざるを得ませんでした。しかし、占領軍が撤退するや否や、日本国民の戦争記憶をめぐる戦いは燃え上がりました。左派の監督は戦争の暴力性や残酷さに注目する映画を撮り続ける一方、新東宝などの映画会社は日本兵を美化した作品などを通して、映画産業における主流派となりました。
 二十一世紀に入ってからも、構造における変化は見られますが、ストーリー、描写、メッセージなどにおいては占領後の戦争映画を再現している性格が強いように思います。このような戦争を主題とする占領期以降の映画群の分析を通して、その諸要素を明確にすることで、戦後の日本戦争映画の源流を探ります。
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内容

発表者 日本国民の戦争記憶をめぐる映画戦争
ディック・ステゲウェルンス   ノルウェー国立オスロ大学  准教授/国際日本文化研究センター  外国人研究員
コメンテーター 細川 周平   国際日本文化研究センター  教授
司会 吉江 弘和   国際日本文化研究センター  助教

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日文研フォーラム

2018年6月12日第322回    日文研フォーラム

場所: ハートピア京都 3階大会議室 京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375
開場時間: 18:10
開始時間: 18:30
終了時間: 20:30
申込み: 不要・整理券配布
・17:45頃より整理券を配布。開場時間になりましたら、整理券の番号順にご入場頂きます。
・整理券をお持ちの方のご入場が終わりしだい、通常の受付を開始します。
受講料: 無料
定員: 先着180名まで
概要: 
 みなさんは「嘉納治五郎」という名前をご存じでしょうか。彼は講道館柔道の創始者・普及者であり、アジア初の国際オリンピック委員でもありました。「本業」の教育分野では、東京高等師範学校校長を二十三年余り務め、日本の学校教育・スポーツの発展に貢献し、実に近代日本の様々な分野で大きな足跡を残した大人物でした。特に私の心を打ったのは、近代日本における中国人留学生教育の創始者としての嘉納と中国との関わり、彼の中国認識に示された時代を超えた知性と智慧、東洋的倫理と美学、さらに真の国際人としての懐の深さと視野の広さでした。
 本日は、私の長年の調査と思索を皆様にご報告しながら、魯迅留学時の学院長でもあった「嘉納治五郎と近代中国」の再発見を体験していただきたいと思います。
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内容

発表者 嘉納治五郎と近代中国―時代を超えた知性と智慧
潘 世聖   華東師範大学(中国)  教授/国際日本文化研究センター  外国人研究員
コメンテーター 伊東 貴之   国際日本文化研究センター  教授
司会 呉座 勇一   国際日本文化研究センター  助教

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日文研フォーラム

2018年9月11日第323回    日文研フォーラム

場所: ハートピア京都 3階大会議室 京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375
開場時間: 13:40
開始時間: 14:00
終了時間: 16:00
申込み: 不要・整理券配布
・13:15頃より整理券を配布。開場時間になりましたら、整理券の番号順にご入場頂きます。
・整理券をお持ちの方のご入場が終わりしだい、通常の受付を開始します。
受講料: 無料
定員: 先着180名まで
概要: 
 日本では地震や津波、火山噴火など自然災害の経験や被害を描く、いわゆる「震災文学」が前近代から綿々と創作されています。韓国では2014年4月に仁川と済州島を結ぶ大型旅客船の沈没という惨事をとおして「災難文学」という文学ジャンルが新たに認識されるようになりました。現代社会の災害・災難は単に自然災害だけではなく、近代文明の高度化が進むに従ってその多様性を増し続けています。
 本発表ではこのような災難現象を描いた文学を「災難文学」と捉えて日・韓の災難に関する文学を比較することで、その文学に潜む両国の文化的な特徴を検討します。
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内容

発表者 日本と韓国における「災難文学」の比較とその文化的背景
鄭 炳浩   高麗大学校日語日文学科(韓国)  教授/国際日本文化研究センター  外国人研究員
コメンテーター 坪井 秀人   国際日本文化研究センター  教授
司会 吉江 弘和   国際日本文化研究センター  助教

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日文研フォーラム

2018年12月11日第324回    日文研フォーラム

場所: ハートピア京都 3階大会議室 京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375
開場時間: 18:10
開始時間: 18:30
終了時間: 20:30
申込み: 不要・整理券配布
・17:45頃より整理券を配布。開場時間になりましたら、整理券の番号順にご入場頂きます。
・整理券をお持ちの方のご入場が終わりしだい、通常の受付を開始します。
受講料: 無料
定員: 先着180名まで
概要: 
 中国では人生八十年、日本では人生百年と言われるようになりました。長寿社会の到来は喜ばしいことですが、高齢者を支援する制度が不十分な現実もあり、高齢者の家族は多くの課題を抱えています。日本はアジア諸国の中で最も早い時期から高齢者福祉の問題に直面した課題先進国であり、その経験を他の国々が活かせるか検討する必要があります。
 本発表は、日本でのフィールド調査に基づき、現場で得られた情報を分析したうえで、日本の過疎地における高齢者福祉の様子また高齢者介護における家族の役割について考察します。
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内容

発表者 高齢化するアジア社会における家族の変容
―日本の過疎地の高齢者福祉に関する調査研究

楊 春華   南開大学周恩来政府管理学院(中国)  准教授/国際日本文化研究センター  外国人研究員
コメンテーター 落合 恵美子   京都大学  教授
司会 呉座 勇一   国際日本文化研究センター  助教