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日文研・アイハウス連携フォーラム

2018年1月30日第13回    日文研・アイハウス連携フォーラム

場所: 国際文化会館(アイハウス)講堂 (住所:〒106‐0032 東京都港区六本木5-11-16)
開始時間: 18:30
終了時間: 20:00
申込み: 要(先着順)
受講料: 無料
申込み方法: 国際文化会館ホームページよりお申込み下さい。
主催: 国際文化会館
共催: 国際日本文化研究センター
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内容

講演 「光源氏と〈二人の父〉という宿命 ―ブッダの伝記が照らし出す『源氏物語』の視界―」
荒木 浩   国際日本文化研究センター  教授

 女三の宮と薫という、光源氏の妻子の造型には、ブッダの妻と子の出生をめぐる因縁譚がかかわっていると読むのが中世以来広まっていました。14世紀には、光源氏と藤壺との密通によって生まれた男宮(冷泉)についても、ブッダと妻子の逸話が関係しているという応用解釈も提出されました。いずれの場合も、密通と〈二人の父〉は作品の最重要人物たちに共通するテーマとなっています。この物語の解釈にブッダの伝記が持ち出される意味とは何なのでしょう?
 世界文学としての評価も高い『源氏物語』には、今後、広く国際的な視点からのユニークな読解や作品構造の再発見が期待されます。その呼び水の一つとして、本講演では荒木教授にインドや東南アジアからの視野も重ねながら、常識的な『源氏物語』像をくつがえす読みの可能性を共有いただきます。
※発表は日本語のみ

コメンテーター ゲイ・ローリー   早稲田大学  教授

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日文研・アイハウス連携フォーラム

2018年7月27日第14回    日文研・アイハウス連携フォーラム

場所: 国際文化会館(アイハウス)講堂 (住所:〒106‐0032 東京都港区六本木5-11-16)
開始時間: 18:30
終了時間: 20:00
申込み: 要(先着順)
受講料: 無料
申込み方法: 国際文化会館ホームページよりお申込み下さい。
主催: 国際文化会館
共催: 国際日本文化研究センター
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内容

講演 「日系ブラジル社会の集い―カラオケ、映画、俳句」
細川 周平   国際日本文化研究センター  教授

 1908年(明治41年)に日本人のブラジル移住が始まってから110年。ブラジル日系人社会は、今日世界最大の日系コミュニティにまで成長しました。この間、日系ブラジル移民たちは、生業である農業・商工業などに従事する一方で、楽しみを求めて集い、マイノリティとしての生活の拠りどころとしてきました。そうした集いは一般社会に対する心理防衛的な意味を持つとともに、母国とつながり、情報を得る場、あるいは日本語で自己を表現し、子孫とつながる場として、重要な役割を果たしてきました。
 本講演では、1910~20年代から記録が残る句会や映画上映会、1950年代から30数年にわたり運営されてきた日本映画専門館、さらには1950年代以降盛んになったのど自慢大会やその発展形であるカラオケ大会などさまざまな歌謡の会を例に、移民たちの「集い」について考察します。
*発表は日本語のみ

コメンテーター アンジェロ・イシ   武蔵大学  教授

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日文研・アイハウス連携フォーラム

2018年12月5日第15回    日文研・アイハウス連携フォーラム

場所: 国際文化会館(アイハウス)講堂 (住所:〒106‐0032 東京都港区六本木5-11-16)
開始時間: 18:30
終了時間: 20:00
申込み: 要(先着順)
受講料: 無料
申込み方法: 国際文化会館ホームページよりお申込み下さい。
主催: 国際文化会館
共催: 国際日本文化研究センター
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内容

講演 「『現代用語の基礎知識』からみた戦後日本の「宗教史」」
鈴木 岩弓   東北大学  総長特命教授/国際日本文化研究センター  客員教授

晩秋になると書店の店頭に山積みにされる『現代用語の基礎知識』(自由国民社)は、戦後間もない1948年の創刊以来、途切れることなく毎年刊行されてきた息の長い現代語の事典で、最新号では113のジャンルに関連する基本語に加え、マスコミなどを通じて登場する新語や流行語の解説が収められています。本講演では、毎年の取捨選択を経て『現代用語の基礎知識』を構成してきた用語を、その時代の社会的関心を敏感に反映した“指標”と見なし、宗教関連用語を整理します。その上で、70年にわたって取り上げられてきた宗教関連用語の変遷から、戦後日本の「宗教史」について考えます。
*発表は日本語のみ

コメンテーター 磯前 順一   国際日本文化研究センター  教授